出来立て!今日の一首
〜令和六年一月分 の 新いろは歌 中村菜花群〜
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令和6年1月31日(水)
想 和 歌 山
おほそらやのへ ひろさえて
ゆめあせすけふ われはゐぬ
きしうよいくに こちたつね
まりもみかんと なるをゑむ
また和歌山までサイクリングがしたいなぁ……!
という思いが今日も冷め遣らず、昨日に引き続いてもう一首詠んでみました。
西條八十作詞、中山晋平作曲の童謡「まりと殿さま」は、やはり好いですねぇ!
発願から心願成就まで、自分探しの旅の顛末が短い歌詞の中に凝縮されていて、実にドラマチックです。
《紀州はよい国日のひかり 山のみかんになったげな……》
令和元年のゴールデンウィークに初めて見た、和歌山城境内の歌碑(下の画像)を今改めて想い出します。
なお上の画像は、うちの近所の民家の庭の蜜柑の木を昨年晩秋に撮影したものです。和歌山城とは無関係ですが、たわわに実ったこの蜜柑を見るにつけても「まりと殿さま」が偲ばれます。